体育祭で使える!手作り応援グッズのアイデアを紹介

体育祭に向けて応援グッズの準備を始める中で、「クラスやチームで使える応援グッズにはどのようなものがあるのか」「装飾の仕方やアイデアが浮かばない」とお困りの方もいるのではないでしょうか。
そこで、このコラムでは体育祭に使える手作り応援グッズを主に5つご紹介します。グッズの特徴やデザインのコツ、簡単な作り方もあわせて解説していきます。
また、流行にあわせた少し変わったアイテムや、業者へ依頼する場合の考え方やポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
体育祭で活躍する手作り応援グッズ5選
体育祭では、学校やクラス、チームや友達同士などによってさまざまな応援グッズが手作りされています。チームの応援や団結力を高める目的はもちろん、皆で作ることで思い出のアイテムになったり、かわいいグッズを作ってSNS映えする写真を撮るきっかけになったりと、体育祭のさまざまな場面で活躍します。
使える予算に制限がある場合もありますが、100円ショップや身近な物などを利用すれば、安く応援グッズを作ることもできます。
ここでは、手作り応援グッズとしてよく作られているものを5つ紹介します。
オリジナリティのあるグッズを制作し、体育祭を盛り上げましょう。
うちわ・扇子・ネームボード

うちわや扇子、ネームボードは定番の手作り応援グッズの1つです。手に持ちやすいこともあり、応援席で掲げたり持ち歩いたりしやすいです。
既存の無地のうちわや扇子を購入してデコレーションするほか、ダンボールを丸く切り取って紙を貼るなど、一から作る方法もあります。
クラスやチームの人数分などたくさん作る必要がある場合でも、用意しやすいアイテムなので、人数やグッズ作りに参加できる人手などをもとに検討してみてください。
デコレーションは、以下のようなアイデアを参考に個性を出してみましょう。
- うちわのフチにカラフルなモールをつける
- 個人の顔写真や先生の写真を貼る
- お互いのニックネームを書く
- イラストや応援メッセージを書く
- お互いにメッセージを書き合う
デザインやイラストのアイデアに困った時は、デザイン加工アプリや、フリー素材のイラストを印刷して貼り付けて使用するのもおすすめです。
メガホン

メガホンは、仲間に声援を届けられる応援グッズです。声を大きく響かせることができるので、応援グッズとして十分に機能するのはもちろん、装飾をすることで個性を出すことができるグッズの1つでもあります。
既成のクリアカラーのメガホンを購入し、オリジナルのデコレーションを行う方法や、クリアファイルを丸めてテープなどで固定してメガホンの形にするなど、身近な物から手作りする方法もあります。
先ほど紹介したうちわやネームボード同様に、リボンやモール、造花などをつけて装飾すればオリジナリティのあるアイテムにできます。イラストを描いたり市販のシールを貼ったりするのもおすすめです。それらを多数組み合わせればより目立つアイテムになるでしょう。
色や装飾は、それぞれが好きなものをつけたり、チームで共通するモチーフをつけたりと、工夫をしてみると、団結力や盛り上がるきっかけになります。
フラッグ

フラッグも体育祭で活躍する手作り応援グッズの一つです。他のグッズ同様に持ち運びがしやすく、デザインを入れられる範囲もしっかりとあるため、メッセージや名前、スローガンを目立たせることができます。
無地の布やフラッグを用意してペイントしたり、パッチを縫い付けたりと、作り方はさまざまです。自分で色を塗ったりデザインを描く場合は、先に紙に下書きを描いてそれを下に敷いてなぞれば、より綺麗に仕上がるでしょう。
また、布以外でもクリアファイルを使って簡易的な手作りフラッグを作ることもできます。直接イラストを描いたりシールを貼ったりしてもよいですし、ファイルの中にデザインを印刷した紙や色画用紙を挟んでテープなどでとめてしまうこともできます。
たすき

たすきは、一般的にはリレーなどの競技用アイテムとして使われることが多いですが、デコレーションを施したオリジナルの応援グッズとして作っている学校もあります。常時肩にかけておけるので、移動や物の持ち運びが多い体育祭でも邪魔になりにくいことが特徴です。
まずは、ベースとなるたすきを用意します。最初からたすきの形になっているものが調達できる場合はそれらを活用しましょう。1から作る場合は、少し手間はかかりますが布を縦長に切り出して、端と端を縫い合わせて繋げます。縫製が難しい場合でも、体育祭のある1~2日だけ使用できればよいということであれば、ホッチキスなどの道具で固定してもよいでしょう。
たすきのベースができたら、他のアイテム同様にモールやリボン、手書き文字やイラストなどで装飾して、オリジナルのタスキを作りましょう。
たすきは縦長で、長い文字でも入れやすいので、ニックネームやチームのスローガンなどを入れるのにも向いています。
また、色や装飾を工夫して、遠くから見ても認識できるデザインやチームで揃えたデザインにすると、応援グッズとしても仲間の士気も上がりやすくなるでしょう。それぞれの名前や装飾をいれつつ布の色は同じにする、など共通する要素を取り入れてみてください。
Tシャツ

Tシャツも体育祭で定番の手作り応援グッズです。当日着る服がそのまま応援グッズになるため、他の応援グッズと異なり手荷物が増えたり、手がふさがったりすることもないことがメリットです。
無地のTシャツを用意してデザインや装飾をいれるか、業者に依頼する方法があります。手作りする場合は、ペンや絵の具などを使って描いていくほか、ワッペンやゼッケンのようなものを用意してホッチキスや縫製で貼り付けるのもよいでしょう。
友達同士でメッセージを書いたり、クラスやチームで共通のデザインやモチーフを一部に施したりして、団結力や一体感を生み出す工夫もおすすめです。そもそもの生地の色を全員で同じものにしておけば、当日たくさんの人がいる中でも同じチームのメンバーが分かりやすくなるでしょう。
また、Tシャツ自体の耐久性は他の応援グッズより優れているため、体育祭が終わって以降も記念として残しておくことができます。クラス名や先生も含めたみんなの名前をいれておけば思い出のTシャツになるでしょう。
流行にあわせて変わったアイテムもおすすめ

ここまで紹介した応援グッズは多くの学校で作られていますが、応援グッズには旬なアイテムや流行も存在します。
こういった変わり種の応援グッズは、その時期の流行やより個性を求める場合に取り入れられています。
水鉄砲やハンマーなど、それ自体は応援用のアイテムではない場合でも、デコレーションなどを施して目立つグッズを手作りすることで、 体育祭を盛り上げる応援グッズになっています。それも、当日持ち運びがしやすいことや邪魔にならないことがポイントで、手に持ちやすいアイテムがよく選ばれています。
流行を押さえた体育祭の応援グッズは、何より目立って印象に残りやすいことから、写真映えや思い出作りにもなります。実際の例もSNS上に多く載せられていたり、思わぬところからあたらしい流行が発生したりすることもあるので、その時期のトレンドを探ってみると良いでしょう。
業者に依頼してオリジナルグッズを作る
今回ご紹介している応援グッズの一部をはじめ、中には1から手作りするのが難しいアイテムも存在します。以下のような場合には、業者への依頼を検討すると良いでしょう。
- 手作りが難しいグッズを制作したい
- 制作に時間や労力がかけられない
- クオリティの高いグッズが欲しい
Tシャツにデザインをきれいに印刷して作りたい場合や、タオル・リストバンドなど、素材集めや手作りが難しいアイテムの場合は特に、業者への依頼がおすすめです。
また、グッズ制作に時間や労力がかけられないときや、よりクオリティの高いアイテムで体育祭を楽しみたいときにも業者を利用すると良いでしょう。
ただし、1から手作りする場合と比べ、業者への依頼にはよりコストがかかる可能性があります。そのため、学校で使える予算を考慮する必要があります。
また、業者への依頼の際は、納期や最低ロット数、印刷会社の特徴、注文の仕方などにも注意しましょう。事前によく確認をしておかないと、「体育祭までに間に合わなかった」「依頼しようとしていた業者が100個からしか受け付けていなかった」などのトラブルに繋がります。早めに行動して、余裕をもって準備を進めましょう。
まとめ
今回は、体育祭で活躍する手作り応援グッズや、流行にあわせた少し変わったアイテムの紹介、業者へ依頼する際のポイントなどをお伝えしました。
体育祭で手作りグッズを使って応援すれば、応援にも力が入って団結力も増し、思い出にも残りやすくなるでしょう。
ここでご紹介した内容を参考に、体育祭のグッズを手作りしたり、業者に依頼したりして、体育祭を思う存分楽しんでください。