お祭りや運動会・体育祭で活躍するはちまきの巻き方8選

地域のお祭りや体育祭では、はちまきを巻いて精神統一を図ったりチームワークを表したりすることが多いです。お祭りであればねじりはちまき、体育祭であればリボンや猫耳など、かっこよく、かわいく見せる巻き方もよく見られます。この記事では、基本のはちまきの巻き方をはじめ、場面やイメージごとにおすすめの巻き方を紹介します。後半でははちまきにおすすめの髪型についても紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
はちまきの基本的な巻き方
はちまきを巻くときは、まず真ん中の部分を額に当てて、左右の端の長さが同じになるように調整してから、両端をもって固結びをします。余裕があれば、はちまきを巻く前にアイロンをかけておくと、はちまきが平らに整い、綺麗に巻きやすくなります。
お祭りでかっこよく見せるアレンジ例
お祭りで使われるはちまきは、お祭りに参加する人々を凛々しく見せるような巻き方になっていることが多いです。以下では、お祭りでかっこいいイメージを与えやすい巻き方について説明します。
ねじりはちまき
まず紹介するのは、お祭りの定番として挙げられることの多い「ねじりはちまき」です。
専用のはちまきや紐などがないと難しく感じるかもしれませんが、手ぬぐい一本を細く折って作ることもできます。
以下で、ねじりはちまきの作り方を紹介します。

①はちまきをねじり、はちまきの真ん中の部分を額に合わせ、頭の後ろに巻く。
②両端を持ち、交差するように後ろに引っ張る
③両端の余った部分を、はちまきの間に巻きつけていく
④最後に、両端の部分が上を向くようにピンと立たせる
二本の角、むこうしばり
次に紹介するのは、額の真ん中で二本の角を目立たせる「むこうしばり」です。
後頭部からはちまきを巻いて、額の真ん中で一度結んだあと、はちまきの両端が左右対称に立ち上がるように、再度固結びをします。結び目を作る際は、いったん頭からはちまきを外して、膝などを使って結ぶと作りやすいでしょう。

一本の角、喧嘩はちまき
額の真ん中で縦に一本の角を立たせるのが「喧嘩はちまき」です。
「むこうしばり」と同じようにいったん額の真ん中で結んだあと、片方のはちまきの端が真上に立ち上がるよう固結びをして調整します。
額の真ん中に結び目がくるのが一般的ですが、結び目を斜めにずらしても洗練された印象を与えやすくなります。

三角の結び目、元気はちまき
額の真ん中で三角の結び目を作るのが「元気はちまき」です。
額の真ん中で結んで結び目を作る位置を確認した後、頭から外して結び目を作る巻き方です。
①ではちまきの端の部分を後ろに持っていき、②で固結びをしてから、③で飛び出た部分を折り込みます。おにぎりのような三角の結び目になるよう調整しましょう。

体育祭でかわいく見せるアレンジ例
体育祭のチーム競技で使われやすいはちまきは、基本の巻き方のほか、位置を変えたり結び目を工夫したりしてアレンジした巻き方が使われやすいです。以下では、体育祭でかわいい・おしゃれなイメージを与えやすい巻き方を紹介します。
カチューシャ風はちまき
通常のはちまきの位置を変えるだけでできるのが「カチューシャ風はちまき」です。
基本的な巻き方でも説明したように、はちまきは額に巻くのが一般的とされますが、はちまきを額ではなく頭の上で巻くのがこのやり方です。巻いたはちまきがカチューシャのように見えることから、かわいらしい印象を与えたい場合におすすめです。
リボンはちまき
はちまきを巻いてからリボンを作るやり方です。リボンを作る場所は様々考えられますが、はちまきの真ん中を後頭部に当てて、両端を頭の上にもってきてから、頭の上でリボンを作るとリボンが目立ってかわいい・活発な印象を与えやすくなります。
また、両端を均等にもって結ぶのではなく、左右の長さがおよそ7:3の割合になるように調整してから結ぶと成功しやすいです。

猫耳はちまき
左右に三角の結び目を作り、猫の耳のように見せる方法です。
額にはちまきを巻いて結び目を作る位置を確認してから、三角の結び目を左右にひとつずつ作ります。この時、結び目を強く結びすぎると小さくなるので注意しましょう。ある程度ゆるく結んで三角形になるよう整えることが、綺麗な猫耳を作るポイントです。

はちまきを引き立てる髪型のポイント
はちまきを綺麗に巻いた場合でも、髪の毛ではちまきの大部分が隠れてしまうと、はちまきの色や形状を見せることが難しいです。ここでは、はちまきを巻くときにおすすめの髪型を3パターンに分けて説明します。性別を問わず参考にできるアレンジを紹介しているので、ぜひご覧ください。
見た目も涼しげな短髪
はちまきを目立たせるおすすめの髪型は短髪です。髪が短い場合ははちまきをセットしやすい、活発な印象を与えやすい、崩れた場合でも調整が簡単というメリットがあります。
例えば、短髪を立ち上げない髪型であれば、崩れた場合でもワックスを付けるだけで直すことができます。短髪を立ち上げた場合はアクティブ・元気なイメージを与えやすいです。また、ボブカットや切りっぱなしヘアなどにすることで、かわいらしい印象を与えやすくなります。
おでこを出した髪型
おでこを出した髪型も、はちまきの色がはっきりわかっておすすめです。額をはっきり出して巻くことで、引き締まった印象を与えやすいです。
オールバックにすると、はちまきをしっかり目立たせることができるでしょう。また、前髪が長い場合はセンター分けなど、額が見えやすい分け方にすることで、はちまきをより目立たせやすくできます。
額に巻く場合は、眉毛に近い位置で巻くとより引き締まった印象を、生え際付近で巻くとより爽やかな印象を与えやすいので、参考にしてみてください。
すっきりしたまとめ髪
髪の長さがある場合は、まとめることですっきりとした印象を与えやすくなります。
まとめる場合は、崩れにくい髪型や、崩れてもわかりづらい髪型がおすすめです。
ポニーテールは崩れにくく簡単に結べるため、はちまきに合わせる定番の髪型として挙がることが多いです。また、お団子ヘアはすっきりまとまった印象を与えやすくなります。
さらに、緩めの編み込みを作ると、崩れた場合でもわかりづらいうえ、かわいい印象も与えやすくなります。
まとめ
今回は、はちまきの巻き方について紹介しました。はちまきは結び目や結ぶ位置を工夫することで、様々なアレンジができ、印象も変えやすいです。また、髪型を工夫することで、よりはちまきを綺麗に見せやすくなるでしょう。複雑そうな結び方も、手ぬぐいなどの身の回りの物を使って実践できるので、ぜひ様々なアレンジを楽しんでください。