キラキラなメダルを簡単に手作りするアイデア6選!

保育園や幼稚園などの行事を盛り上げるために、手作りのメダルを作ってみましょう。運動会や発表会、誕生日会などの場面で活躍するメダルは、折り紙や画用紙などで様々なデザインにアレンジすることができます。今回は、手作りでメダルを作る方法を紹介します。
メダルの作り方6選
基本的なメダルの作り方から応用的なものまで、身近な材料を用いて実践できるアイデアを6つ紹介します。以下ではリボンを付ける工程は省いているので、メダルが完成した後にテープなどでリボンをつけると、メダルを首からかけられるようになります。
用意するもの

【基本】
- 折り紙
- セロハンテープ
- ハサミ
- ペン
- のりやボンド
【紙コップのメダルの場合】
上記に加えて
- 紙コップ
- 画用紙
折り紙で折る
まずは、折り紙一枚でメダルを作る方法です。
折り紙の表面と裏面を利用し、折り目がおしゃれな色付きのメダルを作る方法で、保育園や幼稚園などでよく作られるベーシックなものです。
保育園や幼稚園で作成し、園児にプレゼントする場合は、好きな色や個性に合わせて折り紙を選ぶと喜ばれるかもしれません。
作り方




①縦・横・斜めに折りすじをつけたあと、中心に向かって四隅に折りすじをつける。



②中心の線に合わせて折る。


③開いて、折りすじに沿って折りたたむ。



④中心の線に合わせて折り、開いてつぶすように折る。

⑤角を裏側へ折り返す。


⑥細い三角部分4か所を折った後、その下にある大きい三角部分4か所を折る。


⑦別の紙にメッセージを書き、紙を書き、間の部分に差し込む。
金・銀・銅メダル風のデザイン
実際の金メダルや銀メダル、銅メダルを意識してデザインするのも、子どもが喜びやすいでしょう。こちらは丸型で作りやすく、量産したいときにおすすめです。金銀銅の折り紙、型紙などを用いて作成することができます。
ロゼット風のメダル
ロゼットは花の形、特に開花した花を上から見たときの形を表した装飾を意味します。
外側の装飾は、リボン、折り紙、紙コップなど、様々な素材を組み合わせて作成します。そのため、メダルを華やかな印象にすることができます。
作り方



①折り紙を半分に折る。さらに半分に折って、折り目の部分を切って4等分にする。


②4等分にした折り紙を、じゃばらになるよう折っていく。
このとき、あらかじめ各折り紙を半分ずつ折っていって折り目をつけると綺麗なじゃばらになりやすいです。


③じゃばらにした折り紙4枚を、裏からテープで貼ってつなげ、わっかを作る。


④わっかの白い部分を平らな円になるように置き、中心に寄せ、円の中心をテープで止める。
左の画像のように、じゃばらにしたわっかをペタンと倒すように広げてから、中心に寄せていくと綺麗な形になります。

⑤円の、色のついた部分の中心にボンドを入れ、上からテープで貼って固定する。

⑥丸く切った紙にメッセージを書き、⑤の中央にテープで貼り付ける。
紙コップで作成する
こちらは紙コップを切ることで花の形にしたメダルです。折り紙を貼り付けたり色を塗ったりすることで、色とりどりの花をモチーフにしたメダルを作ることができます。
作り方


①画用紙を紙コップに巻き付けて、ペンで大まかな切り取り線を書き、紙コップの型を取る。

②取った型を切り取り、紙コップに貼り付ける。

③紙コップのふちに8つの点を書く。各点から、ふちと垂直になるように切り込みを入れていく。


④切り込みを入れた部分を、紙コップの外側に押し広げ、半分に折っていく。
片方の辺が合うように折っていくと見た目が整いやすい。
⑤紙コップの底の部分にメッセージを書く。

⑥お好みで画用紙の余りや折り紙を切り取り、底の部分の空いているスペースに貼り付ける。
ハート型や星形
折り紙や画用紙を用いれば、メダルをハートや星の形にすることができます。出来上がったメダルにメッセージを書いたり、両面に色のついた折り紙などで作ったりするアレンジも楽しめます。
ハート型メダルの作り方

①折り紙を半分に折ってすじをつけ、折りすじの線に合わせて下から折る。


②縦に半分に折りすじをつけたあと、折りすじに合わせ、三角に折る。

③裏返し、とがっている部分を上に折る。


④裏返し、四角の部分をつぶすように折って広げる。

⑤角を折って三角にする。

⑥横に飛び出た部分を真ん中の線に合わせて折り、下の部分を三角に折る。

⑦上のとがっている部分を折る。
折り紙一枚で星形を作ることもできます。

キャラクターをモチーフにしたメダル
キャラクターをモチーフにして折り紙や型紙で作成することも子どもに喜ばれるアイデアです。動物や戦隊ものなど様々なジャンルがあるため、子どもの好きなものに合わせてデザインを決めるとよいでしょう。
メダルを手作りする時の注意点
ここでは、メダルを手作りする際に気を付ける点を解説します。
まず、ホチキスやハサミを使用する際は、けがをしないようにカバーなどをしておきましょう。特に、子どもが一人で作成する場合は注意が必要です。子どもの年齢やハサミを扱うスキルに合わせて大人が付き添うことも大切です。
子どもが作成する場合、子どもに渡す場合、いずれも子どもの年齢に合わせて素材を選ぶことも大切です。硬い素材やとがった素材などは、角に当たってけがをするリスクが高くなります。角が丸くなっている物など、危険性が低い素材を選びましょう。
また、メダルを子どもの首にかけたい場合は、リボンの長さに注意しましょう。メダルが長すぎると子どもの胸の位置より下にメダルがきてしまい、不格好になりやすいです。メダルが短すぎる場合はメダルを着脱しづらく、首が絞まる原因にもなってしまいます。そのため、適切な長さのリボンを準備することが大切です。
折り紙で折る輪飾り
リボンがない場合、折り紙で輪飾りを作って首から下げられるようにする方法もあります。




輪飾りの作り方
①折り紙を2枚用意して、1枚あたり8等分に折って切る。
②切った折り紙の端にテープを付け、わっかを作る。
③2枚目以降は、直前に作ったわっかに折り紙を通して、通した折り紙の端にテープを付けてとめる。
④最後までわっかを付け終わったら、テープでメダルにとめて完成。
手作りのメダルはどんな場面で使われる?
子どもたちを祝うために使われる手作りのメダルは、保育園や幼稚園の様々な行事で活躍します。ここからは、手作りメダルが使われやすい行事を3つに分けて解説します。
運動会や発表会
幼稚園や保育園の運動会・発表会で園児に渡されることがあります。子どもたちの頑張りをたたえ、よく頑張ったと伝えることで、子どもが達成感を得やすくなるでしょう。金・銀・銅などの色を使い、リボンを通して表彰式で配られるメダル風のデザインにすると子どもに喜ばれるかもしれません。
入園式や卒園式
入園式や卒園式でも渡されることがあります。
入園式では子どもたちの入園のお祝いや、園での生活を楽しんでもらいたいという思いを込めて渡されやすいです。
卒園式では、子どもたちの卒園や新しい門出をお祝いするために、保護者や先生から園児に渡されることが多いです。
園児と先生との写真を貼り付けたり、園児の好きな色や動物をデザインに取り入れたりするなどして、オリジナルのメダルを作成するとよいでしょう。
誕生日会
誕生日を迎えた子どもたちをお祝いするためにメダルを贈ることもあります。
ゴールドやシルバーなど、キラキラと光る素材を使えば、誕生日を迎えた子どもたちが主役であることをアピールしやすくなります。
年齢を入れたデザインや、ケーキをイメージさせるデザインで作成すると、誕生日のお祝いらしくなるでしょう。
まとめ
手作りのメダルは、折り紙や画用紙など、身近な素材を使って簡単に作ることができます。保育園や幼稚園の様々な行事に合わせて、それらに合うメダルを作って渡すことで、子どもたちにとっても特別なメダルとなるでしょう。作りたいデザインが決まったら、早速子どもたちが喜ぶようなメダルを手作りしてみましょう。