運動会や体育祭のスローガンのアイデア60選!保育園から小学校・中学校・高校まで

運動会や体育祭のスローガンを決める際、その言葉やテーマが参加する生徒自身や子供の心に響くものであるか、目的意識を持てるきっかけになるかどうかが重要です。学年や運動会・体育祭の趣向に合わせたスローガンを考えることができれば、当日はもちろん練習や準備もより盛り上がるきっかけになるでしょう。
この記事では、運動会や体育祭向けのスローガンを考える際のポイントと、保育園から小学校、中学校、高校ごとに具体的なスローガンのアイデアを紹介します。学年や学校にあったスローガンを考える際に参考にしてみてください。
スローガンを考える時のポイントや注意点
運動会や体育祭のスローガンは、選ぶ言葉や行事の方向性と合っているかどうか、年齢や学年に相応しいものになっているかどうかなどを考慮することが大切です。まずは、運動会や体育祭におけるスローガンのポイントを確認しておきましょう。
ポイント1.年齢層を考慮する
運動会や体育祭は、幼稚園や保育園から高校まで、幅広い学年で行われる行事です。学年や年齢が上がるほど大人に近づいていくため、テーマや方向性も年齢にあわせたスローガンにすることが大切です。たとえば、まだ幼い幼稚園や小学校低学年であれば、「楽しむ」ことや「みんなで仲良くがんばる」ことなどをテーマに据えられる一方で、高校生などの場合は「各々の成長」や「切磋琢磨」などのテーマを盛り込むことができるでしょう。
ポイント2. テーマや目標に合わせる
運動会や体育祭では、テーマや目標に合うスローガンを選びましょう。同じ呼び方をされる行事であっても、学校によって目標やテーマは異なることがあります。スローガンは、その行事に合わせた内容にすることが大切です。クラスやチームごとにスローガンを決める場合も、全体のスローガンや目標、テーマに沿ったものになっているかを意識してみるとよいでしょう。
ポイント3. 前向きな言葉を選ぶ
スローガンには、前向きなエネルギーが伝えられる言葉を積極的に採用しましょう。運動会や体育祭に参加するみんなの気持ちが上がる言葉やフレーズを考えることが大切です。前向きな言葉にもさまざまあるので、まずは色々と単語だけでもアイデアを出して、自分たちのスローガンを表現するのに最もよい言葉を探していくとよいでしょう。
ポイント4. 言葉の難易度を調整する
スローガンで使う言葉の難易度にも考慮しましょう。保育園や小学生向けのスローガンでは、みんなが理解して目標に向かえるように、難しい英語や漢字、言い回しを避け、できるだけ簡単なフレーズを使うことが大切です。長い文章よりも簡潔な言葉やフレーズにすることを心がけるとよいでしょう。
一方で小学校の高学年になってくると、ある程度の漢字や英語、表現も採用しやすくなってきます。さらに成長した中高生であれば、むしろ四字熟語や英単語をうまく組み合わせて、深みのあるスローガンも作れるでしょう。逆に言えば、あまりにも簡単すぎる言葉は子どもっぽいイメージを与えるかもしれません。
以上のポイントを意識して、実際のアイデアを見ながらスローガンを具体的に詰めていきましょう。ここからは、学年別にスローガンのアイデアを計60個紹介します。
保育園向けの運動会のスローガン
保育園の運動会スローガンは、先生方が中心となって決めるケースが多いと思われます。子どもたちが普段よく使うポジティブな言葉を取り入れながら「どのようなスローガンなら運動会を楽しめるか、友達と協力できるか」を考えて決めていきましょう。
ここでは、楽しく明るいイメージが伝わるワードごとに分類して、20個のアイデアを紹介します。
【笑顔】
- えがおいっぱい!
- スマイルパワー!
- スマイルでゴー!
- えがおワールド!〇〇えん(〇に園の名前)
- きらきら笑顔で金メダル!
【がんばる】:
- がんばって、あせいっぱい!
- ゴールにむかってGoGoGo!
- 〇〇っこはみんな、チャレンジャー!(〇は呼び名)
- あせがひかるよ!パワーぜんかい!
- むかって、はしって、あきらめない!
【チームワーク】
- みんなでたのしいうんどうかい!
- ともだちいっぱい!ちからもいっぱい!
- なかよしパワーでレッツゴー!
- ちからあつめてパワーアップ!
【元気】
- めっちゃ、はりきっていこう!
- げんきパワーは∞(無限大)!
- さいきょう(最強)チャレンジャー!
- はしって、つかんで、ビクトリー!
- パワーチャージで3、2、1、GO!
小学校向けの運動会のスローガン
小学校の運動会スローガンを決める際は、学校によってやり方が異なるでしょう。
たとえば、学級で決めたスローガンを持ち寄って代表委員会を通じてスローガンを決める場合や、高学年の代表者が中心となって候補をいくつか挙げ、生徒に投票してもらって決める場合などがあります。
いずれにしても、この過程で先生もまったく関わらないわけではありません。アイデアの提供や助言をする機会をもち、子どもたちが前向きな気持ちで運動会に臨めるようサポートすることは重要です。
以下では、小学校の運動会で使えるスローガンのアイデアを20個紹介します。
【パワー】
- 「全員パワーで最高の瞬間をつくろう!」
- 「〇〇小パワー全開!勝利に向かって突き進め!」
- 「パワー炸裂!スピード疾走!」
- 「無敵パワーで勝利をGET!」
- 「せいいっぱい!笑顔も勝利も仲間とともに!」
【団結】
- 「力を合わせて勝利の道を突き進もう!」
- 「自分と仲間を信じて勝利と絆をつかみとれ!」
- 「〇〇(小学校名)パワーは〇〇(全校人数)以上で無限の力」
- 「いばらの道はきずなの道、最強ロード!」
- 「止まるな!進もう!力を合わせて絶対勝利!」
【鼓舞】
- 「魅せろ!〇〇魂!」(学校名やクラス名を入れる)
- 「力を炎に!優勝だ!」
- 「天を翔(か)けろ!頂点(てっぺん)を目指そう!」
- 「力・努力・協力の向うに勝利がある!」
- 「限界突破!走っておどって団結して」
【英語】
- 「Do It、For It!(やろう!そのために!)」
- 「BREAK THROUGH!(突破しよう)」
- 「POWER SOUL!(最強の魂)」
- 「Ready, Set, Go!(用意、セット、スタート!)」
- 「Believe~自分と仲間を信じて~」
中学校・高校向けの体育祭のスローガン
中学校や高校の体育祭では、クラスや学級委員など生徒自身でスローガンを決める機会が増えます。自分たちで考えて決めるので、さまざまなアイデアを出し合って話し合うことが大切です。また、学校行事として行うことと、自分たちが楽しめるイベントにすることの両立を考えて、みんなで意識を揃えられるスローガンを考えましょう。必要に応じてユーモアも取り入れながらオリジナリティ溢れるスローガンを考えてみてください。
以下では中学校・高校の体育祭スローガンのアイデアを20個紹介します。
【未来と夢】
- 「夢への扉よ、今、拓け!」
- 「未来を彩ろう!夢の色で。」
- 「未来のSTAR、われらが主役!」
- 「夢は翼、未来への飛翔!」
- 「未来地図2023~〇〇生の躍動~」
- 「駆け抜けろ!〇〇の風」
【誇り】
- 「PRIDE~今日もこれからも~」
- 「誇り高き、慈しみ深き、勇者よ」
- 「青春はプライドさ!」
- 「今日だけは完全なる誇りで!」
- 「鼓舞せよ!自分を!仲間を!」
【団結】
- 「団結なんて…じゃない!団結だ!」
- 「友情、力に変えて、未来へ。」
- 「掴めよ、勝利!この手に、君の手に!」
- 「団結魂、進行中!」
- 「友情は壊すな!壁をぶっ壊せ!」
【挑戦と高み】
- 「挑戦は輝く、未来へ続く」
- 「見逃すな、勝利のMission」
- 「逆らってみなよ!逆らうさ!」
- 「Chase The Victory! 」
- 「限界突破!さらなる高みへ」
まとめ
運動会や体育祭のスローガンは、行事自体の目標やテーマに向かって参加者の意識を揃える重要な要素です。年齢層に合わせた言葉選びや前向きなメッセージによって、参加者全員のやる気や楽しむ気持ちを高め、盛り上げるきっかけになります。
今回ご紹介したアイデアを参考に、それぞれの学校の運動会や体育祭にあったスローガンを考えてみてください。