手ぬぐいや2色のはちまきで作るねじりはちまきの作り方

ねじりはちまきと聞いて、
「ねじりはちまきの作り方や巻き方が知りたい」
「手ぬぐい1枚や2色のはちまきで、ねじりはちまきは作れるの?」
「体育祭向けにかわいくアレンジしたい」
このような考えや疑問をお持ちではないでしょうか。
このコラムでは、ねじりはちまきの概要や手ぬぐい1枚・2色での作り方、崩れにくくする方法や巻き方のアレンジなどをお伝えします。
個性のあるねじりはちまき作りに、ぜひお役立てください。
ねじりはちまきの由来と意味を解説
はちまきの「はち(鉢)」は、頭(頭蓋骨)の形に見立てた言葉であり、鉢(頭)に巻く布という意味で「はちまき(鉢巻)」の名が付いたとされています。
はちまきは、運動会や体育祭、受験勉強など、精神統一や気合を入れる目的で使われやすいです。また、汗が額に落ちないように巻く、という実用的な使い方もあります。
ねじりはちまきも同様に、お祭りなど威勢が良いときや気合を入れたいときに使われやすいものです。
もともと、はちまきには手ぬぐいが使われており、頭に巻くためにはひも状にする必要がありました。そのため、はちまきをねじって細くして、ねじりはちまきにすることで頭に巻きつけやすくしたと考えられています。
手ぬぐい1枚で作るねじりはちまきの作り方
ここでは、手ぬぐい1枚でのねじりはちまきの作り方を紹介します。画像付きで解説しますので、ぜひ参考にしてください。
1枚で作る場合の基本の作り方
はちまき1枚で作る場合は、まず1m程の手ぬぐいを用意しましょう。
以下の手順でねじりはちまきを作っていきます。


①手ぬぐいの両端を内側に折り、横に折りたたんで細長くする
②手ぬぐいの両端を持ってねじる
※手ぬぐいが固くなるまでしっかりねじるのがコツ
③手ぬぐいの真ん中が額の中心にくるよう当てる
④手ぬぐいの両端を後頭部に持っていき、後頭部の中央で両端を交差させて引っ張る
⑤両端の余った部分をはちまきの間にはさみ、先端を角のように立てる
手ぬぐいがない場合は?
はちまきを作るときに手ぬぐいがない場合は、タオルで作る方法もあります。
タオルを半分に折ってから細く巻き、両端からねじったあと頭に巻きましょう。
また、子ども向けに、バンダナや大きめのハンカチではちまきを作る方法があります。
バンダナを三角に折ってから細くして、両端を結んでできあがりです。
2色のねじりはちまきの作り方
ここでは、2色のねじりはちまきの作り方を紹介します。こちらも画像付きで解説しますので、参考にしてください。
はちまき2枚で作る方法
はちまき2枚で作るには、はちまき2本をねじって交差させる方法があります。
下記の手順を参考にしてください。


①はちまきを2本用意して、2本のはちまきの端を輪ゴムで結ぶ
※最初に片方のはちまきの端を輪ゴムで結んだあと、もう一つのはちまきの端も重ねて一緒に輪ゴムで結ぶと、はちまきにボリュームが出やすい
②片方のはちまきを3回ねじったあと、もう片方のはちまきも3回ねじり、2本を交差させる
※はちまきをねじる際、足の間に挟むなどして2本のはちまきを固定させるとやりやすい
③はちまきの端がなくなるまで②を繰り返す
はちまきの代わりに使える材料
はちまきの代わりに使える材料として、紐や幅の広いリボン、はぎれ(布の切れ端)などがあります。また、細めのカチューシャにリボンなどを巻きつけるアイデアもおすすめです。
ぜひ色々なアレンジを楽しんでみてください。
ねじりはちまきを崩れにくくするには?
ねじりはちまきの形を崩れにくくするには、中に細い芯を入れるなどの方法があります。
芯にするものには、細い筒やアルミ芯、針金などがありますが、ケガには注意してください。
針金は先端にテープを巻いて使ったり、ビニール被膜針金を使ったりすると頭に巻いてもけがをしづらいです。
安全面を考慮して楽しみましょう。
ねじりはちまきの巻き方アレンジ
ねじりはちまきの巻き方アレンジを紹介します。
後頭部の中心で端を「ピン」と立たせるのがねじりはちまきの基本ですが、斜めにずらすアレンジもあります。
ねじりはちまきが長い場合は、端の余った部分をリボンのように結んだり、花の形に結んだりといったアレンジもできるのです。
ぜひ、個性のあるアレンジを楽しんでください。
まとめ
今回のコラムでは、ねじりはちまきの概要や作り方、崩れにくくする方法や巻き方のアレンジなどをお伝えしました。
お祭りや体育祭で見かけることの多いねじり鉢巻きですが、手ぬぐいやタオル・バンダナ・ハンカチなど、身近なアイテムで簡単に作れます。
コラムを参考に、オリジナルのねじりはちまきを作ってみてください。