運動会には多くの種目があるので、どんな種目を取り入れるか迷うことでしょう。運動会の種目は、実践しやすさや準備がおこなえるかなどをポイントに選ぶことが大切です。また、年齢や体力なども考慮して選択するのがおすすめです。
この記事では定番、ユニークな種目や、シーン別にアイデアをご紹介します。
定番・人気の運動会種目
運動会の定番・人気種目は以下のとおりです。競技の詳細については、それぞれ項目ごとに紹介しています。
- 綱引き
- 玉入れ
- 徒競走
- リレー
- 障害物競争
- 騎馬戦
- 二人三脚
- 大玉送り
綱引き
盛り上がれる競技としても名高いのは綱引きです。大きな綱を両側から引っ張り合い、より多く綱を引けた方が勝利です。
体格差だけではなく、綱を引くタイミングや綱の持ち方、体の使い方などさまざまな条件によって勝敗が決まります。
玉入れ
玉入れは、チームごとにどれだけかごの中に玉を入れられるかを競う競技です。シンプルなようで玉を入れるにはテクニックが必要です。
制限時間いっぱいかごに玉を投げ入れます。
徒競走は足の速さを競う競技で、足が速い人は注目されるでしょう。短い時間で勝敗が決まります。
リレー
運動会の外せない競技はリレーです。チームでバトンをつなぎゴールを目指します。走る順番やバトンパスなどが重要になってくる頭脳戦の競技ともいえます。
障害物競争
障害物競争は、さまざまな障害物を突破したり、お題をクリアしたりしながらゴールを目指す競技です。運動の得意、不得意があまり関係しないもので、どのようなお題が出ているかなどを考えながら観客も一丸となって盛り上がれます。
騎馬戦
数名で騎馬を作り、騎手役が相手の帽子を奪い合う競技です。帽子を奪われないように立ちまわったり、相手の隙をついて帽子を奪ったりとチーム一丸となって戦います。
二人三脚
二人三脚は2人1組となり、それぞれ片方の足を紐で結びゴールを目指します。2人の息がいかに合うかが重要な競技です。
掛け声などで足を出すタイミングなどを合わせます。
大玉送り
大玉送りは頭上で大きな玉を数名で協力しながら転がし、リレー形式でゴールを目指します。大玉をコースに沿って転がすのは難しく、足の速さだけではなく力の入れ加減や進む向きなどを考慮して進めます。
ユニークな運動会種目
面白味がある、盛り上がれる種目は運動会にぴったりです。ユニークなものは運動が苦手な人でも楽しめるのでおすすめです。
- ムカデ競争
- 借り物競争
- 後ろ向きリレー
- 〇✖クイズ
- 大縄跳び
ムカデ競争
ムカデ競争は、縦一列に並び前後の人と両足を結びゴールまで目指します。全員の息が合わないと前に進まないので、団結力が必要な競技です。
息を揃えて進むさまは観客も楽しめます。
借り物競争
お題が書かれた紙を選び、ものや人を借りだしゴールを目指す競技です。お題に合ったものを見つける様子が盛り上がります。
人を借りだすときは、観客が借りだされることもあります。
後ろ向きリレー
後ろ向きリレーは、後ろを向いた状態で走る競技です。バランスをとりながら、コースに沿って走るのは難しく、通常の徒競走とは異なる面白さがあります。
〇✖クイズ
〇✕クイズは、出された問題が合っているか間違っているかを選ぶゲームです。体を動かすというより、知識が生かされるため運動が苦手と感じている人も楽しめます。
大縄跳び
大縄跳びは長縄を使って複数人で縄跳びを行います。跳んだ数を競うので、チームの団結力が必要です。息を揃えて大きな縄を跳ぶ様子を競技者だけではなく、観客も一丸となって見守ります。
会社・大人におすすめの種目
会社や大人が楽しめる種目を探している人におすすめのものをご紹介します。
段ボールをバトン代わりにして、バランスをとりながら走る宅配便リレーや、ゴミに見立てたものを多く拾えた方が勝利のゴミ拾い競争、バトン代わりにバケツを使うバケツリレーなどがあります。
遊び心をプラスした競技なので、大人でも盛り上がれます。
保育園・子どもにおすすめの種目
保育園や子どもにおすすめの種目は、子どもが無理なく参加できる競技がよいでしょう。
ハイハイして進むわんわんレースは、ハイハイを日常的にしている0〜1歳児頃にぴったりな競技です。
お宝を見つけてゴールする宝さがしゲームや、ぶら下がっているパンを食べてゴールを目指すパン食い競争などは子どもも楽しめる種目です。
福祉施設・高齢者におすすめの種目
福祉施設や高齢者におすすめの種目は、体への負担が少ないものがよいでしょう。激しい運動競技などを選ぶとケガなどのリスクも考えられます。
楽しみながら余裕をもっておこなえる競技を選びましょう。
カラーボールを投げて点数を競うボッチャや、風船を落とさないように打ち合う風船バレー、玉を転がしながらゴールを目指す玉転がしなどの種目が高齢者などにおすすめの種目です。
体を酷使せずに、無理をしない範囲でできる種目を選ぶとよいでしょう。
まとめ
運動会にはさまざまな種目の競技があります。皆が楽しめるように定番のものをアレンジしておこなうのもおすすめです。
年齢や体力などに合わせて競技を選ぶのもポイントです。実践しやすく、ケガなどのリスクも減らせるものを選ぶなど十分に考慮し、楽しめる運動会にしましょう。
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